6月16日(日)日研北海道地区・地区大会が月形皆楽公園沼にて開催されました。
当該年度は昭和60年の建立から丁度40周年にあたる記念大会となります。
3支部14名の会員と、本部から吉本広報部長がご出向をいただき、総勢15名での覇を争う火蓋が午前4時に切られました。
会場となった月形皆楽公園沼は、開催2週間前の6月2日に「来訪中のキャンパーによる熊の目撃情報」が有り、開催が危ぶまれていました。
管轄の月形町様との緊密な連絡を得ながら推移を見守っておりましたが、開催週の木曜日に出た同町様からの『安全確保の情報』を経ての綱渡り開催は、担当新べらクラブ支部の楽屋裏では、「ヒヤヒヤ」は偽らざるところでありました。
開催前日のプラや釣況などの情報によれば、「大沼ステージ流れ込み周辺が圧倒的」とのそれは揺るぎがないところでありました。
くじ運に恵まれた会員は『流れ込み』を合言葉に、脱兎で同ポイントを目指しました、エース級の選手が集結し、その中には前年度覇者の大会委員長松澤新べら支部会長もおりました。
優勝は、「ステージ流れ込みから入り口寄り2つ目の出っ張り一座手前」に入った高杉地区長で、並びは二人と人気薄のポイントでありました。
「数投で竿が立った流れ込みを横目に朝の釣れ出しは遅く手応えはありませんでしたが、序盤に少し寄りがあり貯金できたことが良かったです」とのこと、53枚10k弱の釣果でありました。
主なタックルなどは、竿18尺・08-04(30‐38 6・5号)のバランスの宙(タナ2本弱)での釣りで、餌は通称ニーサンシー・グルテン→(四季とマッシュ2:3:4(水))の「やや固めの餌を手水で押し練りしての釣り」で入って、寄りが出た7時ころからは新べらグルテン単品の両グルテンで時間10枚の釣りを3時間、その後はポツポツの拾い釣りでしたとのことです。
小べら1枚の僅差で準優勝となった新べら支部福田氏はくじ運を生かして、ステージ流れ込みに入って40枚の釣果ながら型を揃えて並びを抜け出したようです。
3位には道北支部の若手のエース格斎藤氏がステージ流れ込みの最右端といったことで「やや群れの芯からは外れていたのかも」ながら、気を吐きました。
日研の大会ではへら鮒のストレスを減らすべく、また高齢化の対応策にもなることから、ぶら下げ式のデジタル検量器による、スムーズな検量を採用しております。
時間効率や、死魚減少など多くのメリットがあることから、今後も続けていきます。
さて閉会式には地元月形町様から地産のトマトジュースの賞品寄贈を得て、40周年の記念写真の撮影となりました。