令和 5年10月 9日
令和5年度日研北海道地区へら鮒放流事業のご報告
へら鮒釣愛好者の皆様へ
過10月7・8日に日研北海道地区へら鮒放流事業が執り行われました。
思い返せば、昨年度の同事業は「養魚業者さんの作業中のお怪我」といったことで、38年間続いた放流事業を中止せざるを得なくなってしまいました。
こうした背景もあり、今年度を迎えましたが、前年の放流の積み増し分を加えて、例年約1tの事業規模を2割増し1.2tの放流を計画いたしました。
結果としては総量は約1.3tといったこととなりましたが、各地の放流実績は別表の通りであります。
当初の予定にあった砂川市の『北光公園沼』への放流が、直前のクマ騒動で“実施日の8日の前日夕刻”に同市役所様より「回避せよ」とのことを受けて『池の前水上公園沼』へのスイッチ放流といたしました。
このことにつきましては、やむなき事情ではありましたが、同地区でバッチへのご協力をいただきました皆様へ心よりお詫び申し上げます。
なお、来年度以降の放流事業につきましては現在のところは白紙といった状況ながら、北光公園沼への配慮は必然と考えており、「3年ほどを掛けて積み増し措置」とした調整を図っていく所存であります。
また放流の実施に際しましては、日研本部遠藤克己理事長の全場所の帯同視察をいただき、「北海道の放流には、愛好者のみならず子供や一般の方々の参加があり」、「日研の活動内容が愛好者以外にも良い浸透を見るに至っていることは大変に喜ばしい」との感想を得ております。
主催の日研北海道地区としては、来年度以降の活動に、この言葉と、先ずは何より放流バッチのご購入を通じて長年ご協力いただいている愛好者の皆様の支援を糧にして、継続を図っていく所存であります。
また『月形皆楽公園沼』にて同町の上坂隆一町長様のご来賓をいただきましたこと、皆楽公園のキャンパーの皆さんや、ふれあい・へら鮒公園での『放流体験教室』として集まってくれた『北村小学校の生徒さんや保護者さん』の笑顔や歓声などは、主催としてはご報告を添えさせていただかないわけにはいきません、この場をお借りして御礼に代えさせていただきます。
まずもって別紙放流場所別の事業報告書にて令和5年度の日研北海道地区へら鮒放流事業のご報告を謹んで申し上げます、ありがとうございました。
日研北海道
地区長・高杉富士夫